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COLUMN&INTERVIEW

気候変動×選挙×ジェンダー~気候変動とジェンダーの繋がり、気候変動と選挙~

皆さんこんにちは。気候変動対策を求める若者によるムーブメントFridays For Future Hiroshimaのかこです!

今回は選挙×ジェンダー×気候変動という一見繋がりがなさそうに見えて、実は深い関係があるテーマについてお話しします。

気候変動とジェンダーの繋がり

皆さんは気候変動とジェンダーの繋がりについてご存知でしょうか?

実は気候変動は女性の方が被害を受けやすいんです。

発展途上国では農業に従事しているのは女性の方が多く、気候変動が深刻化することによって、作物が取れにくくなると、そこで働いている女性に大きな影響を与えます。

また、気候変動がますます深刻化していくなかで災害が増えたときに私たちは避難所を利用する機会が増えます。日本国内の避難所では生理用品が不足したり、女性が着替える場所が確保されなかったりする現状があります。

さらに女性は男性に比べて収入が少ない場合が多く、家を購入する際などに災害リスクが高い場所を選ぶ傾向があるそうです。

このようにすでにあるジェンダー格差が気候変動によってますます拡大していく可能性があります。

また、現在の政策決定者は男性が多いのが現状です。

男性は女性に比べ、大胆でリスクのある政策決定をする傾向があるそうです。それに比べ、女性はリスクを検討し、慎重に行動する傾向があるそうです。どちらの選択もメリットデメリットがあることから、さまざまなジェンダーの政策決定者が増えることによって、より効果的な気候変動対策ができると考えます。

また、女性の政治家の多い北欧では気候変動対策にも積極的に取り組んでいる印象があります。

女性の政治家を増やすことは、ジェンダー格差を解消するだけではなく、気候変動をはじめとしたあらゆる社会問題を解決することに繋がると考えます。

10月31日は衆議院選挙

10月31日は衆院選投開票日です。

私にとって選挙権を得てから初めての衆議院選挙になります。

私が気候変動をはじめとする社会問題に気づいた時、選挙権がありませんでした。政治を変えたいのに投票に行けないということがとてももどかしかったことをよく覚えています。

社会問題を解決するためにはあらゆるセクターに対して働きかけをすることが大切ですが、その中でも特に国政は大きな役割を持っています。ですので今回の衆院選にワクワクしています。

投票に行く!という行動をするだけでも大きなインパクトがあると思いますが、せっかく投票するのであれば、自分の考えに近い候補者に投票したいですよね!

でも、候補者がどんなことを考えているのか分からない…… 特にこの2年間、気候変動に対してアクションをしてきた私としては、気候変動に対しての候補者の考えが知りたい!

ということで、今回の衆議院選挙に合わせて友人とともに新しいプロジェクトを立ち上げました!

#選挙で聞きたい気候危機

その名も #選挙で聞きたい気候危機 です。

このプロジェクトでは一般の30歳以下の若者にレポーターになってもらい、自分の選挙区の候補者に気候変動対策についてどのように考えているのかを聞きに行きます。

私たちが共通で質問する内容はこの2つ。

  1. 気候危機をどれくらい重大な問題だととらえていますか?10段階でこたえてください!(MAX10と仮定)
  2. 気候変動対策を、実際の政策の中の何番目に位置づけますか?

さらに、レポーターが個人で聞きたい質問についても質問します。

候補者に聞いた内容やレポーターの感想などをSNSでシェアする予定です。

自分の選挙区の議員さんはどんなことを考えているのかなー?とSNSをチェックしていただき、投票に行く時の参考にしていただければと思います。

気候変動問題やジェンダーの問題の解決には政治が重要

気候変動もジェンダーも私たち、一人一人の行動で変えられる変化は必ずあります。ですが、一人一人の行動には限界があり、政府という大きなシステム自体を変えることも重要です。

そうした中で、選挙という私たちの意志が問われる場で投票というアクションをすることはもちろんのこと、選挙権を持っていない若者も行動することが大事だと考えてます。

この記事を書いた人

奥野 華子(おくの・かこ)

広島市内に住む大学生。Fridays for Future Hiroshimaのオーガナイザー。留学・ワーキングホリデー・英語学習サポートを行う会社のライター。平和教育や平和活動にも携わる。

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