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COLUMN&INTERVIEW

ECCCA 体験型環境講座「2030SDGsゲーム体験~今日から始める第一歩~」

2020年8月14日(金)にSDGs(エス・ディー・ジーズ)をカードで体験しながら学べる「2030SDGsゲーム体験」を当センターにて実施しました。

SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)とは、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成する行動計画です。2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。

この「2030SDGsゲーム」は、2030年の人生のゴールと世界のゴールを達成できるか、を体験するゲームです。この日は、参加者9名の子どもたちで1つの世界をつくり、全員で人生のゴールと世界のゴール達成を目指してプロジェクト活動を行ってもらいました。

ゲームを通して、自分の行動が自分の人生と世界に影響を与えていることを体感し、自分が考える「2030年の豊かな世界」について考えてもらう機会となりました。

2030SDGsゲーム

将来の目標が人それぞれあるように、このゲームの世界の人たちにもそれぞれ目標があります。参加者にはあらかじめ人生のゴールが決められています。例えば、お金が一番大事!時間を大切にしたい!など、全部で5つのゴールがあり、人それぞれ目指しているゴールが違います。

このゲームのルールはいたってシンプルで、参加者にはお金と時間(2030年までの有限な時間)を使ってプロジェクト活動を実行しゴールを達成する。たったこれだけです。

ただ、世界の状況によっては実行できないプロジェクトが存在します。世界の状況は参加者一人ひとりの行動によって刻一刻と変化し続けていきます。

この世界は現実の世界を模していて、お互いの了承があれば交換・売買・譲渡といった行為は自由に行うことができます。

行動タイムは前半、後半の2回に分けて行なっています。

前半終了時、経済22・環境1・社会0とお金が飛び回っているのにお金のない人がいる社会であることと環境が良くないことを伝えて、後半に入りました。

ゲームの終盤には、「お金がない」「時間がない」といった現実世界でもよく聞くようなリアルな言葉が飛び交っていました。

本日9名がつくった「2030年の世界」は写真のような結果となりました。

各参加者に与えられたゴールカードには、人生のゴールと世界のゴール(豊かな世界)を達成すると書かれています。

2030年に人生のゴールを達成できた人は6人。でも、達成できなかった人に余っているカードを最後にみんなで譲り合ったことで9人全員が人生のゴールを達成することができました。

2030年の豊かな世界とは

人生のゴールは達成したけど世界のゴールはどう??今日みんなで作った世界は豊かな世界??

このような問いかけをしながら、ゲーム体験後に「あなたが考える2030年の豊かな世界」をブロックで表現してもらいました。子どもたちの想像力は無限大です。

「風力発電や太陽光発電がいっぱいある世界」

「どこまでも行ける自由な世界」

「明るい未来だから明るい色」

世界はつながっている&自分が起点

「自分の行動すべてが世界とつながっている」

このことをカードで体感することが出来るのがこのゲームの魅力です。自分がどれだけ世界の状況を変化させたか、ゲームの後半、環境や社会を良い方向に動かすことが出来たか、すべて今日参加した子どもたち自身が気付き、判断し、行動したからです。だからこそ、自分が、そして、みんなで動けば必ず世界は変わります。

今日参加してくれた子供たちの世代(Z世代:1997年〜2012年)が世界人口に占める割合は32%。つまり、今日の参加者たちが世界を変えていくメインの世代。

今日の体験をきっかけに、みんなで世界・地球のことを考え、自分の身の回りからアクションを起こしていってほしいと思います。

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この記事を書いた人

ECCCA

愛媛県地球温暖化防止活動推進センター 愛媛県における温暖化防止活動をサポートし、実践活動、情報提供やコーディネートを行っています。